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【第29回研究所セミナー】7月25日 青木 淳賢 先生(東北大学)

2016年6月17日

■日時:2016年7月25日(月)17時~18時
■場所:研究所A・B会議室(国府台中継)
■講師:青木 淳賢 先生 (東北大学大学院薬学系研究科)
■演題:免疫抑制機能を持つ新規リゾリン脂質メディエーター リゾホスファチ
ジルセリン
■要旨:リゾリン脂質はリン脂質(ジアシルリン脂質)の2本の脂肪酸のうちの
片方が、ホスホリパーゼA1(PLA1)またはホスホリパーゼA2(PLA2)によって切
断されたものの総称である。生体内には極性頭部の構造の異なるさまざまなリゾ
リン脂質が存在する。近年、リゾホスファチジン酸(LPA)、スフィンゴシン-1-
リン酸(S1P)、また、最近、リリゾホスファチジルセリン(LysoPS)、リゾホ
スファチジルイノシトール(LPI)といったリゾリン脂質が脂質メディエーター
としてさまざまな生理的・病理的機能を有することが明らかになってきた。我々
は最近、GPCRを評価する新規手法(TGFa切断アッセイ)を開発し、本手法を用
い、オーファンGPCRのリガンドを探索し、LysoPSに特異的に応答するGPCRを複数
同定した(Nat Methods 2012, J Biochem 2012)。これらの受容体(LPS1,
LPS2, LPS2L, LPS3)と命名はもっぱら免疫系細胞に発現している。また、これ
まで、数百種類のLysoPSの構造誘導体を合成し、内在のLysoPSより数百倍の活性
を示すアナログを開発している(J Med Chem 2009, 2015, 2016, J Biochem
2015)。現在、我々はこれらツールと受容体KOマウスを用いたLysoPS機能の解明
を目指している。本発表では、最近明らかになってきたLysoPSの新規免疫抑制機
能について我々の知見を紹介したい。

■ H28研究所セミナー開催予定一覧

第29回 青木淳賢先生(東北大7/25)★
第28回 西野武士先生(東大6/13)
第27回 西中村 隆一 先生(熊本大学 5/23)
第26回 大野 博司 先生(理化学研究所 4/25)
第25回 粂 昭苑 先生(東京工業大学 2/22)
第24回 西田 栄介 先生(京都大学 1/18)


理事 清水孝雄

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